「City & Guilds(シティ アンド ギルズ)」はイギリスで1878年に設立された世界最大手の技能認定をおこなう組織です。
世界100カ国以上がCity & Guildsの技能認定システムを導入しており、職業の分野は建設、IT、小売、福祉など合計20以上の産業で120職種500コースと多岐にわたります。
2000年からの認定証発行累計人数は2千万人以上。世界各国に合計13のオフィスを構え、人々や組織の発展を支えています。
「美容」の分野においてはヨーロッパやアジアほか、世界31カ国に導入しています。
イギリスにおけるCity & Guildsのマーケットシェアは「Beauty Therapy」部門で54%、「Hairdressing」部門で72%のシェアを誇ります。
イギリスでは、校内にCity & Guildsのマークを掲げているカレッジもあり、実際に教育現場に浸透されているのが確認できます。
世界
13
オフィス
100カ国
導入
世界32カ国をカバー
2018年より全国のCity & Guilds認定美容専門学校において、国際美容技能試験を導入開始しました。各校で筆記試験・実技試験を受けていただき、一定以上の成績を収めますと資格認定証が授与されます。
01
受験前に体験実習を行うことが必須となっております。各校のプログラムに合わせて体験実習をおこなって下さい。
02
筆記試験は多肢選択式(マークシート式)ではなく、記述式の試験となります。主に美容サービスにおけるケーススタディ(具体的な事例)について回答していただきます。
03
受験者はモデルを準備していただき、一連の接客・施術を行って頂きます。お客様(モデル)に対して効果的に接客・施術が行えているか、各評価基準に基づき、試験官によって採点されます。
04
実技試験(60%)と筆記試験(40%)の総合評価で成績判定をします。
成績評価の各段階は下記となります。
・DISTINCTION=(優)
・MERIT=(良)
・PASS=(可)
・FAIL=(不合格)
05
一定以上の成績を収めた受験者に「City & Guilds 国際美容技能認定書」を授与します。認定証取得者の皆さまは、日本国内のCity & Guildsスポンサー企業から優遇を受けて就職することが可能になります。また、ヨーロッパをはじめとしたCity & Guilds導入国で活躍できる可能性が広がります。
City & Guildsは日本の美容専門学校および美容室企業の教育カリキュラムを国際美容技能認定することが可能です。
プログラム認定された学校・企業・団体さまは、世界的な規模で教育の品質保証を受けることができ、取得した学生および美容従事者はヨーロッパをはじめとしたCity & Guilds導入国で活躍できる可能性が広がります。
なお、City & Guilds の国際美容技能認定のスタンダードは、ジョブカード制度にも活用できる評価基準となっております。
上記リンク先より資料をダウンロードしていただけます。
※「職業能力証明(訓練成果・実務成果)シート」の記載にございます「Ⅲ技能・技術に関する能力(2)専門的事項」にはOJTに設定した訓練内容に関する評価基準のみを設定することになります。従って、この職業能力証明シートで設定してある評価基準でOJTに設定しない基準は削除した上でご活用ください。