2025年6月24日~7月4日の期間で、英国のDerwentside College (https://www.derwentside.ac.uk/)の学生と教師27名が来日し、美容そしてケータリングに関する様々な施設で学びを深めました。
Derwentsideカレッジは初めてケータリングコースも研修先として日本を選び、2コースの研修生が来日しました。朝早い便で到着した初日は,ホテルにチェックインする前に併設のカフェでオリエンテーションを行いました。専攻が違えば研修内容も違ってきます。一緒に動く日、別々の日とスケジュールについての確認をし、到着後初めてのランチをカフェで取りました。
その後、チェックインまでの時間を使って、なくてはならない必需品、simカードを買いに行きがてら池袋周辺の散歩を。飲食店やドラッグストアも多く便利で生活には困らない環境です。Simカード、このカレッジは到着後購入しましたが、到着直後から使えるWi-Fiサービスを利用していているカレッジもあります。サポートする私たちにとっても、どこにいても繋がる携帯を持っていてくれるのはとても安心します。いよいよ2週間の研修が始まります!
2025年09月19日
2025年6月12日~6月27日の期間で、英国のBridgwater & Taunton College (https://www.btc.ac.uk/)の学生と教師9名が来日し、美容に関する様々な施設で学びを深めました。本日は鎌倉へ行きました。あいにくの大雨。朝のホテルで、本当に行くの?という顔の研修生たち。行きますよ。雨の鎌倉もまた風情があってよいものです。
来日研修ではこれまで決まったところをご案内しています。江ノ電に乗り、長谷寺、高徳院、鎌倉駅に戻り、小町通り、そして鶴岡八幡宮というルートですが、長谷寺はちょうど紫陽花の季節で、普段は落ち着いた風情の古刹ですが、この時期だけは華やかに彩られています。学生たちは雨も気にせず境内を歩いていました。高徳院では大きな大仏様に驚き、雨が幸いして、人の少ない境内でゆっくりしました。小町通りでランチタイムに。トライしようと思えば土地の食べ物もいただけますし、安心のファストフードももちろんあります。お土産を買い、最後の鶴岡八幡宮へ。もう少しで蓮の花が見ごろを迎える池を通りぬけ、朱色が美しい本殿でお参りをしました。東京から少し離れた鎌倉で過ごす1日は技術的な研修はありませんが、歴史が育んだ美しさとは何か、美を追求していく学生たちが、日本と同じように長い歴史のある英国との違いを考えるきっかけになってくれたら嬉しいと思いスケジュールに入れています。
2025年09月8日
2025年6月12日~6月27日の期間で、英国のBridgwater & Taunton College (https://www.btc.ac.uk/)の学生と教師9名が来日し、美容に関する様々な施設で学びを深めました。本日の研修はPanasonic Beauty OMOTESANDO と理美容品卸売り店FIVEさん、そして明治神宮訪問という表参道、原宿エリアでの研修です。パナソニックというとまだ家電のイメージが強いようで、多種多様な最先端の技術を搭載した美容機器の数々に研修生は驚いていました。髭剃り製品とともに理容製品を試していた理容コースの学生と先生。電圧の関係なのか、英国の電化製品は日本のそれと比べパワーが強く、同時に音が大きい、重いといった声があります。一方パナソニックの製品は普段使っているものに比べパワーは小さいけれど、音も小さく、振動も少ない。理容の先生は学習障害や自閉症など困難を抱えた子供のヘアカットの専門家だそうで、この音の小ささ、振動の少なさはそういった子供への心理的な負担が少なく素晴らしいと思う。そこへの販路を開拓してはどうか、と話していました。実はこの先生、顔や耳など様々なところにピアスをいっぱい付け、タトゥーもたくさん。最初は驚いたのですが、話し方がとても優しく、生徒にいつも寄り添い、そして神社仏閣へ訪問するプログラムがあるときは、「自分のタトゥーが訪問する場所でもし失礼にあたるならば教えてね。テープで隠すし、長袖を着るからね」と必ず事前に連絡をくださる先生です。困難を抱えた子供たちもこの先生にならば安心して委ねているのだろうな、と思いました。
ランチの後、明治神宮を訪れました。竹下通りや表参道の喧騒から山手線を挟んだだけで、静謐で気持ちのよい風が吹く明治神宮を訪れると、その静かさに、緑の多さに研修生も先生も驚きます。ゆっくり参道を進み、余分なものをそぎ落とした美しい本殿が目の前に現れると、なんて美しい・・という声がため息と共に聞こえてきます。絵を描くことが大好きで素晴らしく上手な学生が、太陽の下、スケッチブックに一心不乱に本殿を描いていました。研修生の誰もが、彼が好きなことを知っていて、描き終わるまで静かに待っている様子が印象的でした。研修もそろそろ終わり近づいています。
2025年07月31日