2025年6月12日~6月27日の期間で、英国のBridgwater & Taunton College (https://www.btc.ac.uk/ )の学生と教師9名が来日し、美容に関する様々な施設で学びを深めました。 本日の研修は、コーセー美容学校(https://kose-ac.jp/ )にて日本で美容師を目指す学生との交流会です。お昼からの講習ではまずパートナーを組み、日本の美容師国家試験の科目、ワインディングに挑戦しました。来日研修で来ている学生は美容に関する様々なコースを取っていて、必ずしも全員がヘアを学んでいるわけではありません。美容学校の学生さんに教えてもらいながら体験をします。仲良くなってきたところで、ペアでレースを。より早く、より美しくワインディングをするレースは美容学校の先生が審査をして下さり大いに盛り上がりました。第2部は日本の学生がイギリスの学生のヘアアレンジを。シャンプーの実習室でのセッションでは、日本のシャンプーの椅子に驚いた様子。シンクのうなじを置く場所にあるクッションや、まるで浮いているみたい!と思わせるフルフラットな椅子に驚いていました。こちらのカレッジは研修生の数が少ないこともあり、「ちょっとシャンプー試してみる?」「イギリスではどんな風に髪を洗うの?」とヘアアレンジが終わった後は、先生の交流も。美容学校の先生が、カレッジの理容の先生にシャンプーをして違いを感じたりしていました。日本人の頭は、鉢が張っている形が多いのに比べ、英国は卵の形の頭が多いそうで、頭のツボの場所や洗い方も違うとのこと。生徒たちは校内を案内してもらい、メイクの教室にある美しいコスメの数々を手に取り楽しい時間を過ごしました。
2025年07月24日
2025年6月16日~6月30日の期間で、英国のCity of Wolverhampton (https://www.wolvcoll.ac.uk/ )の学生と教師18名が来日し、美容に関する様々な施設で学びを深めました。
本日の研修はエンタメ業界のメークアップ。講師のつばきちさんは女優、モデル、タレントなど様々なジャンルで活躍する芸能人のヘア・メイクアップアーティストの第一人者。部屋に入ると、講師用のテーブルの上には様々な美容器具が並んでいます。激戦を勝ち抜いてモデルになった研修生は、まずスチームを当て肌のきめを整えていきます。その後、顔をマッサージしたり、フェイスラインを上げたり。メイクをする前につばきちさんがモデルに施す様々なことに研修生は驚いています。また日本ではメイクとヘアと両方できるメイクアップアーティストが当たり前ということにも驚いていました。ただメイクやヘアの技術が高いのは当たり前で、それだけではトップアーティストにはなれません。それ以外のところでどれだけ現場で貢献できるのか、どうしたら「担当はこの人でなければだめなのだ」と言ってもらえるのか、つばきちさんは、自分の顧客が気持ちよく現場で働けるためにはどうすべきか、を常に考え、自分に何ができるのか、を考え続けています。だからこそ一流になったのであり、その立場にい続けられるのだということを学んでほしいと思いました。
後半は、今日本で大流行している耳ツボジュエリーです。チタンボールのシールを耳のツボに貼るのですが、そこにチャームを付けてアクセサリーのようにすると耳つぼを刺激しているようには見えません。大人女子が嬉しそうにかわいいチャームを選び、お互いに付けあっていました。これもメイクにもヘアにも関係のないことです。でもつばきちさん流の顧客に対する心遣いです。自分が何をしたら、何ができたら顧客の満足度が上がるのか、すでにキャリアをスタートさせている研修生だからこそ、気づきのある研修となったと思います。
2025年07月23日
2025年6月12日~6月27日の期間で、英国のBridgwater & Taunton College (https://www.btc.ac.uk/ )の学生と教師9名が来日し、美容に関する様々な施設で学びを深めました。本日は浅草で着物の着付け体験とスカイツリー訪問です。来日研修の中でもとても人気の高いプログラムですが、とにかく暑い!数か月前に予約した段階でまさかこれほど暑くなるとは思わなかったので、まだ浴衣ではなく着物の着付けになります。暑さでフーフー言いながら、浅草寺まで歩きました。男子学生2人は、着物を着てみたもののあまりの暑さに浅草寺の大提灯の前での撮影が終わるとすぐに脱いでいました。もう1つの難関は、草履です。ビーチサンダルと同じようなデザインなので履きやすそうに見えるのですが、歩き始めてしばらくすると足が痛くなるようで・・・。こちらのカレッジもランチまでこの草履でいるのは無理!ということで、自由に浅草寺の中を歩いて写真を撮影する時間を少し作り、着物を脱いですっきりとした顔でランチを頂くことになりました。
スカイツリーへ移動し、展望台に登る学生とスカイツリータウンで過ごす学生。それぞれの時間を過ごしました。展望台に行かなかった学生は日本のイタリアンをエンジョイしたそうで、待ち合わせ時間に盛大に遅刻してきました。美味しくて、ついつい話が弾んでしまい、携帯に入った連絡に気が付かなかったのと、待ち合わせ時間そのものを勘違いしていたとのこと。何度もごめんなさいと日本語と仕草で繰り返していました。日本人は5分前行動とオリエンテーションで伝えましたが、大丈夫、気持ちは十分に伝わってきましたよ。
2025年07月23日