2025年2月28日~3月14日の期間で、英国のLoughborough College (https://www.loucoll.ac.uk/)の学生と教師21名が来日し、美容に関する様々な施設で学びを深めました。
本日は研修に向かう前に、明治神宮へ参拝しました。霧雨のような細かい雨が降る中、いつもよりも緑が濃く見える参道を歩きました。雨の中の参拝ですが、研修生はあまり傘を使いません。ウォータープルーフの上着を着て、フードが傘替わりです。
研修まで時間があったので、ゆっくり原宿を散策してもらいました。
カレッジ最後の研修は、日本のメイクアップスクールでは最高峰の1つ、SABFA(https://sabfa.shiseido.co.jp/)です。資生堂が運営する、第一線で活躍するプロフェッショナルがプロフェショナルに教える学校です。資生堂は英国ではデパートに入っている高級ブランドで、ここでの研修は引率の先生たちも楽しみにしていました。資生堂、SABFAについて歴史や企業フィロソフィー、社会的使命など講義を受けます。日本のヘアやメイクの100年の歴史、ハリウッドへの憧れからK-POPアイドルの影響、今や英語にもなっているKawaiiがベースのメイクなど、英国の学生とは違うトレンドなど、メイクを専攻していない学生でも楽しめる充実した内容の講義とデモンストレーションでした。
講習の最後は資生堂製品を実際に手に取る時間。講師の先生方と雑談ができる貴重な時間でもあります。英国ではサロンを構える前、ヘアメークアップアーティストの多くは、モバイルアーティストとして活動しているとのこと。お城やパーティー会場で開催される結婚式、プロムなどに出張アーティストとして働くことで貯金をし、サロンを開くことが多いそうです。日本のキャリアパスとの違いなど興味深い雑談が続きました。研修生たちは講師のインスタグラムをフォローしたり写真を撮ったり、最高峰の学校ですが、終始なごやかな雰囲気で行われた講習でした。
SABFA
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前1-14-30
Tel: 03-5413-7748
Website: https://sabfa.shiseido.co.jp/
トップメイクアップアーティストのメイクのデモンストレーション
トップヘアアーティストによるヘアアレンジ。ヘアアイロンの使い方の工夫で、動きがありながらもエレガントなヘアアレンジをしていきます。
ちょっとした仕掛けのある講義は研修生をぐいぐいと引き込んでいきます。
製品のお試しは楽しい時間です
2025年05月7日
2025年2月28日~3月14日の期間で、英国のLoughborough College (https://www.loucoll.ac.uk/)の学生と教師21名が来日し、美容に関する様々な施設で学びを深めました。
本日の研修は、b-exでのカラー研修。日本のヘアカラーのトレンドの歴史を聞き、新製品の「KIRATERA」というカラー剤を使用したワークショップが行われました。いくつかのグループに分かれ、テーブルごとに色のテーマを決めて、まずはサンプルの髪束をカラーリング。もう一つの毛束は互いのテーブルから自由に色を交換して好みの色に染めました。ヘアのコースで3年目の研修生たちはカラーリングも手慣れたもの。KIRATERAの発色の良さを実感します。日本人と違い、英国の研修生は、髪の色は様々。そしてさらにカラーリングをします。髪の色が違うと印象も大きく変わり、気分転換にと大胆に色を変えることもよくあるそうです。
午後は皇居へ。二重橋が見える皇居まで歩き記念撮影をしました。
b-ex
〒158-0097
東京都世田谷区用賀4-10-5世田谷ビジネススクエア ヒルズ4/1F
Website: https://www.b-ex.inc/
出来上がりました!
何やら楽しそうな先生です。
2025年05月2日
2025年2月28日~3月14日の期間で、英国のLoughborough College (https://www.loucoll.ac.uk/)の学生と教師21名が来日し、美容に関する様々な施設で学びを深めました。
本日は、浅草で着物着付け体験とスカイツリー。研修生たちを見ていると、着物を選ぶのも着るのも初めてにもかかわらず、自分に似合う色をよく知っています。着付けをして浅草寺まで歩き、お参りをします。着物を着た日だけは良いお天気であってほしいと願うのですが、今日は気持ちの良い冬晴れの日。多くの観光客でにぎわう浅草寺でランチまで自由時間に。着替えた後、ランチを食べ、スカイツリーに。
スカイツリーはみんなで上まで登り、空からの東京を楽しみます。透明な床の前で待ち構え、怖いーという表情を撮影しようと思ったのですが、研修生はみな笑顔でした。
ところでお土産に着物が買えたらうれしいのだけれど・・・と相談されました。ガウンのように部屋着として着られたら・・・と言われたのですが、通常の着物はおはしょりを作るため長めに作ってあります。帯をつかわなければ裾を引きずることになるし困ったなと思っていました。でも実は海外の人が着物を部屋着でローブのように着たいという場合、長襦袢を購入されることがとても多いとのこと。私たちが下着と認識している長襦袢には正絹で、さらっとした着心地、色も薄いピンクや最近は柄物も増えてきています。なるほど、確かに軽くて夏涼しく冬暖かい正絹は贅沢な部屋着になると思いました。
先生と生徒。仲が良く、笑い声が絶えません。日本の学校とは距離が少し違うように見える先生と生徒の関係。生徒たちは先生に敬意を払い、礼儀正しいのですが、対等に話をします。
引率の先生3人で
草履に挑戦した研修生たち。歩くのはちょっと大変だったそうです。
スカイツリー
ガラスの床
2025年05月1日