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【第1回 コラム】 「なる」から「やる」へ。

こんにちは。

SLP by City&Guilds 運営者のKです。

 

このたび、本ブログ内でコラムを連載することとなりました。

 

・美容学校様や企業様とのやりとりで感じたこと

・美容に関する様々なニュース

・書籍の内容

 

など、美容や教育に関する情報をコラム形式でお届けできれば思い、はじめさせていただきました。

 

至らぬ点もあるかと思いますが、あたたかく見守っていただければ幸いです。

 

 

さっそくですが先日、弊社「re-quest/QJフェア(大阪会場)」の

学生参加者のアンケート結果を見ていると、気になる項目がありました。

  

 


Q.「希望の職種を教えてください」

・美容師 47%

・ヘアメイク 23%

・アイデザイナー 15%

・ネイリスト 9%

・その他 6%


 

 

参加者総数のうち、美容師を希望する学生が50%を切っています。

 

この結果の裏側には、

「美容師にプラスしてアイデザイナーもやりたい」

「美容師を経験してから、いつかヘアメイクの仕事をしたい」

という『美容師プラスアルファ思考』の学生もいると思うので、

単純に数字を鵜呑みにはできません。

 

 

しかし、それにしてもこの結果は少し驚きました。

 

 

先日、ある美容専門学校の学科長の先生とお話をする機会があったのですが、

「学生たちはどのような就職先を希望していますか?」とたずねると、

 

 

「とにかく学生の希望は多様化している。

 

特徴があるサロンか手広くサービスを提供しているサロンを求めている」

 

 

という答えでした。

 

先生方も、サロンの特徴を調べるのに大変苦労している様子でした。

 

 

日々進化する美容技術によって、顧客から求められるスキルや商品は増える一方。

当然、若者の学びたい興味関心も日々変化していく。

そして、働き方の選択肢も増えていく。

 

学生の求めるものが千差万別なのは当然ですよね。

  

 

学校も企業も、この「多様化」にいかに対応していくかが、

生き残るカギになってくるのではないでしょうか。

  

 

先日読んだ、オリエンタルラジオ中田敦彦さん著書

『幸福論 「しくじり」の哲学(徳間書店)』の中にこんな言葉がありました。

  

 

“そう、ぼくはいつだってなにかに「なる」ことを目的とはしていない

ただひたすらそれを「やる」ことが重要だと思っている。

 

  

育成者は、そのとき、その状況、その人に応じた教育をおこない、

学習者は、ただひたすら目の前の課題に一所懸命取り組む。

 

未来に「なる」から、今「やる」。

 

これからの教育に必要な考え方かもしれません。 

 

 

 

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