2025年6月16日~6月30日の期間で、英国のCity of Wolverhampton (https://www.wolvcoll.ac.uk/)の学生と教師18名が来日し、美容に関する様々な施設で学びを深めました。
本日の研修は日本屈指のメイクアップスクール、Be-Staff様です。様々なカレッジを引率し、研修をお願いしていますが、ゼネラル・プロデューサーの山口啓氏の卓越した技術や人相心理学をベースとした、モデルがなりたい顔を作るメソッド、通訳泣かせとも言える無駄が一つもない情報の詰まった巧みな話術から生まれる研修は、すでにキャリアをスタートさせている学生が多いカレッジほど盛り上がり、濃い内容となることを実感しています。
日本、韓国、中国といったオリエンタル系の骨格と彫りの深い顔立ちの英国からの学生と、見た目で明確な違いの中で、平坦で目立たないオリエンタル系の顔立ちを美しくみせていくにはベースを作ることが大切であることなど、説明しながら手を休めることなく顔を作っていきます。骨格の違いはわかりやすいのですが、実は眉毛の生え方も違うので、眉毛の描き方も違います。学生の一人が、自分もメイクをしてもらいたい、と手を挙げました。何校ものカレッジが研修を受けてきましたが、これは初めての申し出。突然のことにも関わらず、快く引き受けてデモンストレーションが始まりました。また終了後には山口氏の前には長い列が。人相学、フェイスリーディングをしてほしいという学生の列でした。これも初めてのこと。長所をたくさん伝え、短所は気を付けるといいよ、とオブラートに包んでそれとなく伝えるその話術もまた素晴らしいものでした。最後にBe-Staff様のメイクアップアーティストの方たちにワンポイントメイクをしていただき終了。とても熱い、濃い研修となりました。
	        2025年07月24日
        
		
        
	        
2025年6月12日~6月27日の期間で、英国のBridgwater & Taunton College (https://www.btc.ac.uk/)の学生と教師9名が来日し、美容に関する様々な施設で学びを深めました。 本日の研修は、コーセー美容学校(https://kose-ac.jp/)にて日本で美容師を目指す学生との交流会です。お昼からの講習ではまずパートナーを組み、日本の美容師国家試験の科目、ワインディングに挑戦しました。来日研修で来ている学生は美容に関する様々なコースを取っていて、必ずしも全員がヘアを学んでいるわけではありません。美容学校の学生さんに教えてもらいながら体験をします。仲良くなってきたところで、ペアでレースを。より早く、より美しくワインディングをするレースは美容学校の先生が審査をして下さり大いに盛り上がりました。第2部は日本の学生がイギリスの学生のヘアアレンジを。シャンプーの実習室でのセッションでは、日本のシャンプーの椅子に驚いた様子。シンクのうなじを置く場所にあるクッションや、まるで浮いているみたい!と思わせるフルフラットな椅子に驚いていました。こちらのカレッジは研修生の数が少ないこともあり、「ちょっとシャンプー試してみる?」「イギリスではどんな風に髪を洗うの?」とヘアアレンジが終わった後は、先生の交流も。美容学校の先生が、カレッジの理容の先生にシャンプーをして違いを感じたりしていました。日本人の頭は、鉢が張っている形が多いのに比べ、英国は卵の形の頭が多いそうで、頭のツボの場所や洗い方も違うとのこと。生徒たちは校内を案内してもらい、メイクの教室にある美しいコスメの数々を手に取り楽しい時間を過ごしました。
	        2025年07月24日
        
		
        
	        
2025年6月16日~6月30日の期間で、英国のCity of Wolverhampton (https://www.wolvcoll.ac.uk/)の学生と教師18名が来日し、美容に関する様々な施設で学びを深めました。
本日の研修はエンタメ業界のメークアップ。講師のつばきちさんは女優、モデル、タレントなど様々なジャンルで活躍する芸能人のヘア・メイクアップアーティストの第一人者。部屋に入ると、講師用のテーブルの上には様々な美容器具が並んでいます。激戦を勝ち抜いてモデルになった研修生は、まずスチームを当て肌のきめを整えていきます。その後、顔をマッサージしたり、フェイスラインを上げたり。メイクをする前につばきちさんがモデルに施す様々なことに研修生は驚いています。また日本ではメイクとヘアと両方できるメイクアップアーティストが当たり前ということにも驚いていました。ただメイクやヘアの技術が高いのは当たり前で、それだけではトップアーティストにはなれません。それ以外のところでどれだけ現場で貢献できるのか、どうしたら「担当はこの人でなければだめなのだ」と言ってもらえるのか、つばきちさんは、自分の顧客が気持ちよく現場で働けるためにはどうすべきか、を常に考え、自分に何ができるのか、を考え続けています。だからこそ一流になったのであり、その立場にい続けられるのだということを学んでほしいと思いました。
後半は、今日本で大流行している耳ツボジュエリーです。チタンボールのシールを耳のツボに貼るのですが、そこにチャームを付けてアクセサリーのようにすると耳つぼを刺激しているようには見えません。大人女子が嬉しそうにかわいいチャームを選び、お互いに付けあっていました。これもメイクにもヘアにも関係のないことです。でもつばきちさん流の顧客に対する心遣いです。自分が何をしたら、何ができたら顧客の満足度が上がるのか、すでにキャリアをスタートさせている研修生だからこそ、気づきのある研修となったと思います。
	        2025年07月23日